大地真央さん主演、
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」
明治座、今日行って参りました。
うちのお浚い会でいつも大道具は
明治座舞台さんにお願いしている関係で、
今回はチケットを頂きました。
いつもながら、よくしていただいて、
私のようなものに。
恐縮しちゃいます。
お芝居ですが、
テンポの良さが芝居の隅々に感じられ
丁度、お三味線の調子のように。
聴くお芝居
といった印象を受けました。
演出は宝塚歌劇団の演出家 原田諒さん。
大地真央さん主演にピッタリのお芝居に仕上がってました。
まさに音楽劇です。
もちろん「観る」点でも、
大地真央さんの芸者姿のポーズの完璧な様。
全ての場面がまるで一枚の絵画のようにキマっています。
ご自身が1番美しく見える角度とライン。完璧な方です。
明治座舞台さんの大道具はやはりこういった時代物でさすがの迫力です。
絵的にも目を奪われる美しさでした。
大地真央さん、芝居の中でお三味線を弾いて唄いますが、
日頃どれだけお稽古されてるんだろう。
と思ってしまいます。
女優さんて、表に出ていない時間の
あらゆるお稽古や自己メンテナンスが膨大なのだろうと思います。
頭が下がります。
素人目線としましては、
この台詞の量すごいなあと。
楽しいお芝居でした。
芝居には、深く考えさせられるお芝居と、魅せるお芝居がありますが、
このお芝居は私の好きな後者でした。